FPコラム

FPと簿記ならどっち?資格を活かす為に知っておきたい5つの事

お金の資格と言えば、『ファイナンシャルプランナー(FP)』『簿記』が有名ですが、どちらが自分にとって役立つのでしょうか。


より活かせる資格を取得して、仕事や生活に活かしたいですよね。


この記事では、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格と、簿記の資格を以下の5項目で比較や内容調査を行いました。

  1. それぞれの資格の内容比較
  2. それぞれの資格の取りやすさの比較
  3. 仕事に有利な資格
  4. 生活に有利な資格
  5. ダブルライセンスという考え方


正直、年齢や職種によっても資格の有利さが少し違うこの二つ。


資格を選ぶ際の参考にしてみて下さい!!

まずはFPと簿記、2大『お金の資格』の内容を比較

まずは、ファイナンシャルプランナー(FP)と簿記の資格の内容を比較してみましょう。


どちらもお金についての資格ですが、内容は似て非なるものですので、しっかり区別が必要です。

FPってどんな資格?誰に向いている?

ファイナンシャルプランナー(FP)資格は、年間約20万人以上の人が受験している『ファイナンシャル・プランニング技能士』という国家資格です。



ファイナンシャルプランナー(FP)で学ぶのは

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

の6項目、どれも私たちの生活に関わるお金の仕組みです。


FPはくらしとお金=『個人』を対象にしたお金に関するアドバイスができる人材を育てるための資格です。



資格を活かして働くなら、保険、金融・証券業、不動産業など、生活するうえでお金と向き合う場面が活躍のフィールドとなることが多く、顧客へアドバイスしたりと外的な仕事で力を発揮する資格です。


簿記ってどんな資格?誰に向いている?

簿記は『日商簿記』、『全経簿記』、『全商簿記』と3つ存在している民間の検定試験です。


受験者数は一番有名な日商簿記で年間約50万人


学ぶ内容は会社や企業の資金の流れを帳簿に記録する『簿記』の知識や計算能力となります。



主に企業の財務諸表(企業の状況を報告する書類)を作ることが仕事で、その中でも、貸借対照表や損益計算書が有名。

この財務諸表を頼りに、投資家や銀行が企業を評価して投資や出資を決める材料にもなるとても重要な仕事になります。

企業の総務・人事・経理事務などが活躍フィールドとなり、内的な仕事であることが多いです。


FPと簿記資格の取りやすさで比較してみよう

FPと簿記の違い

では、ファイナンシャルプランナー(FP)と簿記ならどちらが資格を取得しやすいのでしょうか。

挑戦しやすさなら受験資格のない簿記

まずはそれぞれの試験の『受験資格』についてみてみましょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)の合格率

3級FP業務に従事している者または従事しようとしている者
2級以下のいずれかに該当
・AFP認定研修の受講修了者
・3級FP技能検定合格者
・FP実務経験2年以上
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者


といった決まりがあるのに対し、


簿記の受験資格

全ての級受験資格無し
誰でも受験可能。

と簿記試験は小学生から社会人や高齢者まで誰でも門戸の開かれた試験となっています。


受験資格がない分、挑戦へのハードルは低く、受験者数も多い簿記検定。


挑戦のしやすさでいえば、簿記試験になります。



試験の難易度はFPの方が低い

一方で、合格率から見る試験の難易度で両者を比較してみると


ファイナンシャルプランナー(FP)の合格率

FP3級合格率 約70%
FP2級合格率 約40%



簿記試験の合格率

簿記3級合格率 約40%
簿記2級合格率 約10%




簿記検定は学生受験や力試しでの受験者数も多い為、合格率がそこまで上がらないことも考えられるのですが、ファイナンシャルプランナー(FP)と比べると合格率がぐっと下がってしまいます。


簿記の試験では、あまり聞きなれない単語や計算も多く難しい印象もあります。



一方で、FP試験については、生活に密着したお金について学ぶため、初心者でもイメージしやすく取り掛かりやすい資格試験です。


FP資格が仕事上必要な資格であるなど、目的意識の高い受験者試験勉強もしっかりしたうえで試験に挑んでいるなどで合格が高くなっていることも考えられます。


将来的に仕事に有利なのはどっち?

FPと簿記仕事に役立つのは?

どちらも取得できれば一番ベストですが、できる事なら仕事に活かせる資格がいいですよね。

ファイナンシャルプランナー(FP)と簿記では、どちらが仕事上で活躍できたり、昇給が期待できるのでしょうか。

簿記は仕事で役立つが、職業によっては不要、手当が出る事はまれ

まずは簿記。

活躍のフィールドが企業の総務や人事、経理事務であることが多く、仕事が直接売り上げや営業成績に反映しにくいところがあります。



もちろん技術があることで作業効率などを改善することは可能ですが、そのほとんどが内的な仕事となりやすい為昇給や資格手当が支給されることは稀です。



『縁の下の力持ち』的ポジションで、会社を支えたい人、総務や人事、経理などで働きたい人には資格取得をおすすめします。

また、学生からの受験者が多いのも特徴です。



有名な検定なので、就職活動時にもしっかりとアピールすることができます。


FPは仕事で役立つが専門分野が限定される

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格には実は独占業務がなく、顧客へのアドバイスも個別具体的な内容はNGとなっています。



FP資格が活躍するのは、多くが保険業や金融・証券、不動産業ですが、例えば不動産業であれば『宅地建物取引士』、税金関係であれば『税理士』などのもっと専門的に活躍する資格が存在しているからです。


FP資格単体では、ライフプランニングができても具体的な金融商品の販売ができないなど、制限される事も多い為、仕事で活躍したり営業成績を伸ばすためには、今後もダブルライセンスとして専門的な資格の取得を目指す必要があります。



とはいえ、FP資格の取得を推奨している企業も多く、簿記に比べると実践力があるため、資格手当などが支給されることも少なくありません。


将来的に生活に役立つのは?

FPと簿記生活に役立つのは?

次に、どちらの資格がより生活に役立つかです。


ここまでくると、なんとなく想像がつくかと思いますが、生活に役立つ資格を取得したいなら、ファイナンシャルプランナー(FP)をおすすめします。


その理由も詳しく紹介していきます。


簿記は会社の経営状況を読み解く力がつく

簿記の仕事は会社の帳簿をつけること。


なので、逆に考えれば、会社の帳簿である財務諸表を見れば、その企業の状況を把握することができるということです。


なので、簿記の知識があると、『資産運用』特に株式投資の面で、投資先の企業の選定に知識を活かすことができるようになります。

この力は、今後資産運用を考えている人にはぜひ身に付けてほしいものであり、これから先の人生の選択肢を増やすきっかけにもなりえます。

FPは生涯を通じて必要な金融の知識が身につく

ファイナンシャルプランナー(FP)資格は暮らしに関わるお金全般について知識を身に付けます。


生活費の改善や税金の知識、資産運用、相続に至るまでを網羅。



生きていく上でお金の知識が必要ない人はいませんよね。


ファイナンシャルプランナー(FP)資格はどんな人にも得てほしい知識を集約した資格と言えます。


数ある資格検定の中でも、ここまで活かせる資格は他にないのではないでしょうか。

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ダブルライセンスでできる事

ダブルライセンス

最後に、ファイナンシャルプランナー(FP)と簿記とのダブルライセンスについて考えてみます。


FP×簿記

ファイナンシャルプランナー(FP)×簿記の強みは『数字に強い』『株式投資向き』ということ。

簿記では企業の財務諸表を作成したり、計算をひたすら行います。その知識とスキルがあれば、数字に強いFPになることもできます。

また、投資の面でも知識を活かすことが可能なので、資産運用を考えている方にはおすすめのダブルライセンスです。

簿記×ほかの資格

  • 簿記×MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

パソコンの資格と組み合わせることで、経理・事務のスペシャリストを目指すことが可能です。

  • 簿記×税理士

今後独立も視野に入れて活動することもできる組み合わせです。税金関係の仕事はフリーランスや企業からも需要のある分野。

税理士の資格があれば、確定申告の代行や税務書類の作成も可能になるため、税理士事務所などでも働きやすくなり、就職・転職の幅が広がります。

  • 簿記×社会保険労務士

簿記と社会保険労務士の活躍フィールドは近く、企業でも同じ総務・人事・経理事務であることが多い為、より活躍するために簿記から社会保険労務士へキャリアアップを目指す人も少なくありません。



FP×ほかの資格

  • FP×証券外交員・証券アナリスト

金融・証券分野では必須スキルともいわれる組み合わせです。

より知識を深めることで、顧客のライフデザインやニーズに合った金融商品を紹介することができるようになるため、売り上げや営業成績にも直結しやすいのがメリットです。

  • FP×税理士

税金に強いことはそれだけで仕事につながります。

事業承継や相続など、どちらの知識も活かしてプランニングすることができますし、確定申告や税務書類作成などの税務代理が可能になるのもメリット。
独立や税理事務所での活躍も可能です。

  • FP×宅地建物取引士

不動産業への就職を考えているなら、ぜひこのダブルライセンスを目指しましょう。
不動産に関連した法律を中心に、専門家として活躍が期待できます。

また、不動産投資に知識を活かすことも可能。不動産投資について分析することもできるので収益化への近道です。

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