資産運用を始めたいけど、あまり知識がないから不安…。
そんな人も多いのではないでしょうか。資産運用初心者でも取り組みやすいといわれる『投資信託』ですが、現在運用されている投資信託は約5,000本。
その中から自分に合ったものを選び取るのって難しいと思いませんか?
でも、その内容や、選ぶポイント、注意点を知っているだけで投資信託へのハードルは下がります。
しっかりとポイントを押さえて、将来のために資産運用の検討を始めましょう!!
こんにちは!FP資格を活かして資産運用に励む、2交代勤務30代2児の母です。
現在は投資信託・株式投資をメインに運用中。もっといろいろ挑戦したいと勉強中です。
この記事では、特定の金融商品の紹介はしていません。初心者でもわかりやすい解説を目指しているので安心して読み進めてくださいね!!
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投資信託って何?
『投資信託』はいろいろな投資家から資産を預かり大きな資金として、運用の専門家が株式や債券への投資を行い、そこで得た利益を出資比率に応じて投資家に分配する投資方法の一つです。
どのような運用方法をとるかは預け先の運用方針によって異なります。
なので資金を預ける私たち投資家は、運営ファンドの得意不得意や運用方針をしっかりと確認しておく必要があるということです。
もちろん銀行に預ける預貯金とは違い、運用結果によっては利益や損失が出る可能性もあり、預けた資金よりも運用結果が悪くなる可能性もあることを理解しておくべき金融商品です。
投資信託を選ぶ方法
投資信託は運用のプロにお金を預けることで難しい投資先の選定をしたり、実際の運用をする必要がない為、初心者からでも投資しやすいのが魅力。
でも、一言に投資信託と言ってもファンドによって取り扱い商品は異なりますし、その内容も国内株式に投資するのか、世界株式なのか、不動産や債券・国債、デリバティブ商品など、投資先のジャンルは数えきれないほどあります。
銀行の窓口などで言われるがまま購入するのではなく、私たちも必要最低限どんな投資先に投資したいのかを考えておくといいですね。
投資信託で注意したいこと3つ
ここからは、これから投資信託で資産運用を考えている方に向けて注意したいこと3つを紹介します。
初めはわからない事ばかりですが、資産運用をする上では投資信託に限らず重要な事になりますので、しっかり知識をつけて金融商品の選択をしていきましょう!!
自分の投資目的や投資スタンスに合っている?
現在運用されている投資信託は約5,000本。
まずは、自分の投資目的や投資スタンスをしっかり思い描く必要があります。
- ○年後までに教育資金を貯めたい
- 老後資金なので、ゆっくりでも安全に運用したい
- 資産をあまり減らさずに運用したい
- 資産を大きく増やすために向いている商品は?
- 長期的に安定して運用したい
- 安心のために、バランスのいい投資信託を選びたい
など、自分の運用スタイルを大まかに決めておくと、商品も絞りやすくなります。
投資信託に限らず初心者が金融商品を購入する際は、多くの場合、進められるままに選んでしまう傾向があります。基本的には日本株式・日本債券・外国株式・外国債券の4つをベースに持っておくとバランスが良いでしょう。
自分の投資スタンスに合わないものを選んでしまうと、高リスクでハラハラしたり、長期的な運用に向いていなかったなど、思わぬ落とし穴がある場合も。
まずは自分がどんな目的で資産運用をしたいのかをはっきりさせてから投資信託を選びましょう。
投資信託に必要な『コスト』に納得できる?
投資信託にはさまざまな『コスト』が必要になります。
例えば、投資信託の購入時に必要なのは
- 購入手数料(不要な場合もあり)
運用期間中に継続して必要なコストとして
- 信託報酬(運用管理費用)
換金時に必要になる
- 信託財産留保額
- 換金時手数料
その他にも、不動産投資信託(REIT)や上場投資信託(ETF)などでは
- 売買委託手数料
などが必要になることもあり、投資信託で得た利益も『コスト』がどのくらいになるかで運用後の収入に大きな影響を及ぼします。
利益があまり見込めない投資信託だと、コストの方が多くかかってしまうことにもなるんですね。
でも、リターンが大きい金融商品はリスクも大きく伴います。
銀行や証券会社、各ファンドが投資信託をすすめる理由は投資信託を運用するための信託報酬(運用管理費用)=手数料が継続して入ってくるから。
もちろん、資産運用や投資について初心者の場合、投資信託でプロにお願いするほうが安心できる面もありますが、自分で運用するよりも多くのコストがかかっていることも理解しておきたいですね。
投資信託の目論見書(投資信託の重要な説明書)に記載されているので、購入する前に目を通したり、他の投資信託と比べてみることも大切です。
目論見書とは、購入を検討している投資信託について投資するための判断材料になる重要項目が書かれています。
- ファンドの目的
- 運用実績
- 投資リスク
- 手続きや手数料
についての記載があります。
これから自分の資産を預けるのですから、購入前には必ず確認しましょう。
価格変動の度合いは許容範囲内?
投資信託も『投資』です。
今後必ず利益を出し続けるという証明は誰にもできません。
自然災害やこの度のコロナウイルス感染拡大などの不測の事態が起これば、世界的にも経済影響が出る可能性が十分あります。
その中で、どれだけの価格変動に自分は耐えられるのかも十分に考える必要があります。
金融商品を購入する時点で、この価格変動のリスクを十分に考慮しておかなければ、今後の運用でも一喜一憂したり、損失が出たときのショックも大きなものになります。
資産運用においては、中長期スパンでじっくり運用することでリスクも軽減されますが、あくまで投資は自己責任。この『価格変動の度合い』も考慮すべき重要な注意点です。
資産運用は今後10年で使う予定のないお金での運用を念頭にしましょう。
これからは資産運用する力を身に付ける時代
投資信託について簡単に解説してきました。
投資信託はお金さえ払えば、後は投資のプロが運用してくれる。
確かに投資信託では、ファンドマネージャーと呼ばれるプロたちが運用してくれますが、大事な資産を預けるわけですから全く顔も素性もわからない人にすべて任せるのはリスクが高いとおもいませんか?
さらに販売手数料や信託報酬などは、高コストであることも多く、利益が出てもそこから必要経費が差し引かれることを忘れないでください。
これらのコストは、自分で運用できる知識さえあれば回避・削減可能な費用です。
年金は先細りで、医療費の負担も増加傾向…。
自分の資産は自分で守る・増やすことが求められる時代です。
そのために、まずはお金の知識を身に付けることが大切。ファイナンシャルプランナー(FP)=お金のプロの国家資格の勉強もおすすめです。
毎年の受験者は約18万人と、資格試験の中でも人気が高く、ビジネスパーソンだけでなく、最近では、家計管理のために主婦の受験者も増加傾向にある注目資格。
将来を考えれば、すぐに取得しておきたい資格です。
人気も高い事から各通信講座でも教材に力を入れているため、低コスト・良質な教材で勉強できるのもおすすめポイントの一つ。
FP3級なら独学でも目指せるので、資産運用を始めるならぜひファイナンシャルプランナー(FP)資格の取得もめざしたいですね。
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