人気の保育士の資格。主婦や社会人から取得であれば、通学する必要のあるスクールよりも独学や通信講座を利用することのほうが現実的です。
さらに費用についても課題になりがちですが、できることなら『低予算』で資格取得できれば一番いいですよね。
では、独学と通信講座はどちらがよりリーズナブルなのでしょうか。この記事では『保育士の資格』の費用面について考えていきます。
保育資格について
待機児童問題や、企業内保育所の普及、保育料の無償化などで保育の仕事に注目が集まっています。
保育士の資格は需要の高まりに合わせ、2016年から年に2回試験を受けられるようになりました。さらに学科試験のうち、合格した学科の免除期間が3年(MAX5年)あります。一度に試験に合格しなくてもよいため、実は主婦や社会人でも取得しやすい資格なのです。
また、育児経験のある主婦から保育士の資格取得を目指す場合は、経験と学習が結び付きやすく、理解も深まります。
自分の経験を活かせる職業って貴重ですよね
独学でかかる費用
保育士の資格を独学で取得するには、費用はいくらかかるのでしょうか。
実際に一人で勉強を始めようと考えたときにまず必要になるのはテキストと問題集です。書店に行けば1冊2,000~3,000円前後で揃えることができます。
選ぶ基準としては
- 理解しやすい文章である
- 絵や図表を利用し視覚的に見やすい
- 頻出問題や大切なポイントが分かりやすい
などがポイントですが、実際書店で手に取ってチェックしてみて、自分に合った教材を選ぶことが大切です。
書店によっては取り扱いが少ないところもあります。
参考書系が充実している書店のチェックもしておきましょう。
テキストと問題集、そのほかにも実技試験のテキストや勉強に必要な文具なども購入すると教材費は10,000円程度の出費となります。
通信講座でかかる費用
保育士の通信講座は近年注目を浴びていて、いろいろな講座が登場しています。各講座によって費用は異なりますが、5~6万円前後で受講できるものが多くあります。
また、保育士の資格講座は教育訓練給付制度の対象講座になっている場合も多く、条件を満たせば、講座費用の一部が戻ってくる仕組みもあります。
使える制度はしっかり使って、少しでも安く受講したいですね!!
中でも、通信講座大手のユーキャンの保育士講座は30年以上の開講実績のある通信講座で、10人に1人はユーキャンを利用して合格しているとのこと。
- 試験傾向を分析した教材
- 添削課題や質問サポート
- 実技試験対策
などが全て含まれて59,000円(税込み)。もちろん教育訓練給付金制度の対象講座です!!
教育訓練給付対象で
\ 最大20%の費用が返ってくる! /
公式サイトはこちらから!ユーキャンの保育士講座
結局、独学と通信講座ならどっちが費用を抑えられるのか
どちらも一発合格ができると仮定すれば、テキストや問題集のみで済む独学のほうが断然安く資格取得ができます。
しかしながら、保育士の試験の一番の問題は学科試験の広さです。全部で9科目(うち2科目は二つで1つとカウント)をストレートで合格するのは難しく、平成27年度の保育士試験の合格率は22.8%。(厚生労働省HP)
なかなか勉強がはかどらず、1年に2回ある試験にすべて挑戦し、9科目合格するまでに3年かかったとすると受験費用が6回分必要になるということ。
受験料12,950円×6回=77,700円
(教材費含まず)
極端な例だけど、合格するまでにどれだけ試験を受けるかも費用面では大切な問題ですね。
正直何度も不合格になるとモチベーションも下がりますし、主婦業や仕事をしながらの学習ははかどらないのも事実です。
※ちなみに、通信講座を仮に5万円で受講して、一発合格できた場合の費用は約63,000円です。
(2回目合格なら約76,000円)
結論としては、学習教材の費用だけを考えるのであれば、独学がかなりの安さですが、肝心な試験費用を考えると試験回数に左右されるので一概に独学をおすすめすることができないということになりました。
独学に不安があるなら通信講座はメリット大
独学と通信講座の2択なら、独学で一発合格が一番安く保育士の資格を取得できるのですが、主婦の独学には以下のようなデメリットもあります。
- まとまった時間の確保が難しい
- モチベーションが下がりやすい
- 一発で合格する自信がない
幅広い試験範囲をカバーし、覚えていく必要がある保育士の試験。
もちろん独学で合格できる自信と、何年かかっても資格取得を目指す気合いがあれば独学をおすすめしますが、ほとんどの方が途中で挫折を経験したり、モチベーションが低下したまま日々の暮らしに戻ってしまう可能性さえあります。
せっかく保育士の資格取得を目指すのであれば、やる気の続く短期間でしっかりと成果を上げたいですよね。
そういった『やる気はあるけど、独学が不安』な方には、通信講座でスムーズに学習を進めていく方が向いていることもあります。
近年保育士の需要の高まりから、保育士に特化した通信講座が増えていますし、保育士試験の傾向や対策についても力を入れている講座がほとんどです。DVDやスマホでも学習できるサポート体制の整った通信講座であれば生活スタイルに合わせて学習も進めていきやすいので、家事や育児、仕事があっても学習の継続がしやすいことがメリットと言えます。
通信講座大手も力を入れている保育士資格の講座
保育士講座は検索すればたくさん出てきますが、中でもヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』はリーズナブルでサポートも充実しています。
VRを使った『子供の安全対策VR教材』で子供の目線を知り危険を体感することができるなど、より実践的な学習も取り入れています(一部講座のみ)
一発合格できなくても、サポート期間は最大で18か月(申請が必要)、十分な期間があるので、不合格になった科目を重点的に学習することが可能です。さらに資格取得後の就職についての相談も可能なので、資格を活かしてすぐに就職を考えることもできます。
現在、ヒューマンアカデミー『たのまな』の保育士講座には3種類あり、講座によって費用は異なります。
受講コース | 費用(税込み) |
保育士【完全合格】総合講座 e-ラーニング+DVD | 59,000円 |
保育士【完全合格】講座 e-ラーニング | 46,000円 |
保育士【完全合格】講座 幼稚園免許保持者e-ラーニング | 42,000円 |
テキスト、DVD、e-ラーニング、添削、そのほかにもセミナーや受講生同士のコミュニティ、資格取得後の就職相談までサポートがついて6万円で受講できるなら、正直合格までどれだけ時間がかかるかわからない独学よりも、最短・安値で充実した学習をしていけそうですね。