登録販売者

登録販売者試験の概要は?申し込み方法や費用、試験範囲をチェック

登録販売者試験の申し込み方法や、必要な費用、試験範囲について紹介してています。


各都道府県によって費用も異なるため、自分の受ける地域の費用がは要チェックです。

登録販売者の試験は年一回、各試験のスケジュールをチェックしよう

登録販売者試験の試験は都道府県事によって異なります。


各都道府県の試験スケジュールはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。

登録販売者試験の受験資格は?

登録販売者試験に、年齢制限や受験資格はありません。

編集長

登録販売者の試験に受験資格はない為、年1回行われる登録販売者試験に合格すれば、登録販売者になることができます。




未経験者でも目指すことができるとあって、最近では受験者数も増加しています。


社会的ニーズも高い仕事であり、今後も受験者数が伸びていくことが予想されまが、毎年の合格率が40%前後のこの試験、実は試験内容が年々難しくなっている傾向にあります。


編集長

資格取得を目指す人は、早めの対策をおすすめします。


試験の申し込み方法

登録販売者試験の申込方法は、受験する各都道府県での確認が必要です。

基本的な流れとしては

  1. 受験申請書類の取り寄せ
    ・窓口受け取り
    ・郵送受け取り
    ・インターネットからダウンロード
  2. 申し込み期限までに必要書類を提出
    【提出書類の一例】
    ・受験申請書
    ・写真
    ・受験手数料(各都道府県指定の収入証紙)
     受験料は都道府県ごとに異なります。
    ・返信用封筒
    ※必要な提出初類は都道府県ごとの確認が必要です。

  3. 受験票の取得
    申し込みが受理されたのち、受験者に対して受験票が郵送されます。
    内容を確認し、無くさないように大切に保管しましょう。受験日当日に忘れず持参し、合格発表までは手元に残します。

各項目を詳しく見ていきましょう。




受験申請書類の受け取り

受験申請書類の受け取りは、3つの方法があります。

直接受け取り

各都道府県の試験管轄窓口を確認して書類の受け取りに行きます。

保健所や健康福祉センターなどでも受け取ることが可能ですが、配布場所や時間については必ず確認するようにしましょう。



郵送で受け取る

郵送でも申請書類を受け取ることが可能ですが、タイミングによっては申し込み期間内に、やり取りができない可能性もあるため、早めの対応が大切です。


ホームページからダウンロード

各都道府県のHPから、申請書類のダウンロードすることができます。

ただし、ダウンロードができない都道府県もあるため、事前に確認・もしくは最新情報をチェックしておく必要があります。

申し込み期限までに必要書類を提出

各都道府県の申し込み期限は異なります。

最短では申し込み期間が1週間しかない都道府県もありますので、期限を過ぎて受験できなかったということが無いように、必ず期限内に必要書類を提出しましょう。

各都道府県の申込み期限をチェック▶▶▶



※申し込み書類の提出は『郵送のみ』となっています。



  • 受験手数料について

受験手数料は、各都道府県の指定する窓口で『収入証紙』を購入する形で支払います。

  • 『収入証紙』は各都道府県に対して、手数料や使用料を納付するための方法の一つです。

収入証紙は受験料の支払いの証明になるため、申請書類と同封または貼り付けし、一緒に提出します。

受験票の取得

申請書類を郵送後、不備などがなければ随時受験票が送付されます。



届いたら記載内容を確認して、受験当日まで大事に保管しましょう。

合格発表までは確認のためにとっておいた方がいいですね。




受験票の記載内容に誤りがあったり、試験2週間前になっても受験票が届かない場合は、一度各申請窓口に問い合わせを行うようにしましょう。




受験費用について

受験費用は都道府県によって異なります。

都道府県別の受験手数料

受験手数料
北海道18,200円
青森17,600円
岩手17,600円
秋田17,600円
宮城17,600円
山形17,600円
福島17,600円
茨木15,000円
栃木15,000円
群馬15,000円
埼玉15,000円
千葉14,000円
神奈川14,300円
東京13,600円
新潟15,000円
富山15,000円
石川15,000円
福井13,000円
山梨14,000円
長野15,300円
岐阜15,000円
静岡15,000円
愛知15,000円
三重15,000円
滋賀12,800円
京都12,800円
大阪12,800円
兵庫12,800円
奈良13,000円
和歌山12,800円
鳥取14,300円
島根14,000円
岡山15,000円
広島15,000円
山口14,110円
徳島12,800円
香川15,000円
愛媛15,000円
高知15,000円
福岡13,000円
佐賀13,000円
長崎13,000円
熊本13,000円
大分13,000円
宮崎13,000円
鹿児島13,000円
沖縄13,000円

となっていて、一番手数料が高いのが
『北海道』18,200円


一番低額なのは
『関西広域連合登録販売者試験』を行っている
大阪・京都・滋賀・兵庫・和歌山・徳島で
12,800円


です。

check!

受験手数料も都道府県によって異なり、その差は最大5,400円!!

複数受験を考えている方は、受験料や交通費、宿泊料などもかかることを考えておきましょう。




登録販売者試験の試験範囲と時間は?

試験範囲は以下の5項目、すべて多肢選択問題です。

  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識 20問
  • 人体の働きと医薬品 20問
  • 薬事に関する法規と制度 20問
  • 主な医薬品とその作用 40問
  • 医薬品の適正使用と安全対策 20問

の120問で構成されています。

文章をよく読んで、正解と思われる組み合わせを選択する問題って、1つわかってももう1つで悩んだりするんですよね。

編集長

多肢選択問題は、そこがほんとに難しい。

仕事や家事の合間に1人で複雑な専門用語を勉強するのは大変だし、似たような名前もたくさん憶えないといけません。

特に最近では、『漢方』についての問題が難しいみたい。


しっかり対策を取ってから試験に挑みましょう!!



医薬品は、成分の名前がカタカナや覚えにくいものも多いですし、似たような成分・名前も多く存在します。



これらを覚える必要があることや、成分がどのように人体に作用するかなど、専門的な内容や言葉が多用されていることもあり、実際に難しく感じる方も多くいるようです。



登録販売者試験をスムーズに合格するなら、試験範囲やポイントを絞った教材を選びましょう。



独学でも合格を目指すことは出来ますが、家事や育児、仕事とマルチタスクをこなしながら年1度の試験のためにモチベーションを維持するのはなかなか難しい事ですよね。




費用は掛かりますが、大人の試験勉強には『通信講座』も選択肢の一つです。

  • 年々難易度の上がっている登録販売者試験をクリアしたい
  • 忙しい中、モチベーションを維持しながら勉強を継続したい



そんな方には試験に受かるコツを網羅している『通信講座』がおすすめです。



申し込み方法を確認して、試験に備えよう

申し込みの基本的な流れは、

  1. 受験申請書類の取り寄せ
  2. 申し込み期限までに必要書類を提出
  3. 受験票の取得

の3ステップでした。



各都道府県によって、

  • 書類取り寄せ窓口が異なる
  • 申し込み期限が最短1週間しかない
  • 受験料、受験料の支払い方法が異なる
  • 必要書類が異なる

などの違いがあります。



自分の受験する都道府県のHPで確認して、申込期間が開始したら、期限内に申請手続きができるように準備しておきましょう。




その後の勉強について、独学や通信講座の受講など、勉強方法で悩んでいる方は、まずは書店などでテキストの内容を見てみることをおすすめしています。


登録販売者試験の合格率の全国平均は43.4%(2019年試験)ですが、通信講座では受講者の80%以上の合格率を誇る講座も存在します。



自分の生活スタイルや、経済面も考慮して、最短・最安値で合格を目指せる方法を見つけてください。

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