FP試験

ファイナンシャルプランナーとは?簡単に3項目で紹介

FPとは

資格の中でも常に人気のファイナンシャルプランナー(FP)。


どんな仕事をして、どのくらい収入があるのか、資格をどうやって活かせばいいのかなどの詳しい内容を知っているでしょうか。


保険屋さんのイメージの強い資格ですが、それ以外にあまり思い浮かばない…ことはないですか?

編集長

私も初めはそうでした。
でも、ファイナンシャルプランナー(FP)の知識を身に付けると人生の選択肢が増える事を知りました。



この記事では、ファイナンシャルプランナー(FP)資格の取得を考えている方に向けて、FPについて3項目でまとめてみました。

  • ファイナンシャルプランナーの仕事や給料は?
  • ファイナンシャルプランナーの資格試験について
  • ファイナンシャルプランナーとダブルライセンス


どんな資格なの?』と興味を持たれている方の参考になればうれしいです。

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ファイナンシャルプランナー(FP)とは?簡単に説明

一言でいうと、ファイナンシャルプランナー(FP)は『お金のプロ』です。家計のホームドクターとも呼ばれるように、人生のうちに必要なお金について相談ができ、顧客のライフプランを立てたり家計改善のアドバイスを行います。



以下では、ファイナンシャルプランナー(FP)について、もっと詳しい内容も紹介します。

ファイナンシャルプランナー(FP)の歴史

ファイナンシャルプランナーの誕生は1930年代のアメリカ。保険商品の販売のためにファイナンシャルプランニングを行うことから始まったといわれています。


そ日本では1986年~FPの民間資格を認定する団体が登場します。

現在、AFPやCFPの認定を行っている日本FP協会も1987年に設立されました。もう一つのきんざい(社団法人金融財政事情研究会)は1988年設立。


初めは民間資格として発行されていたのですが、2002年に国家資格として『ファイナンシャル・プランニング技能士』が誕生しました。

現在は日本FP協会ときんざいがFP技能士の資格試験を実施しており、これに合格した人が『ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)』資格を取得することができます。

ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事

ファイナンシャルプランナー(FP)の仕事は、その名の通り、ファイナンシャルプランニングを行うことが仕事です。


就職・結婚・出産子育て・教育費、介護や老後資金・資産運用など、人生にはお金が必ず関わります。



FPの資格は金融全般の知識を身に付けるため、顧客やライフプランに沿ったお金のコンサルタントが主な仕事。家計のホームドクターとも呼ばれています。

ちなみに、FP2級以上では企業に対するプランニングについても知識を身に付けます。



ファイナンシャルプランナー(FP)の働き方としては、『企業系FP』や『独立系FP』などと分類され

  • 銀行や証券会社などの金融業界
  • 保険業界
  • 建築・不動産業界
  • 家計診断や資産運用セミナー
  • メディア活動
  • 記事執筆


など幅広い業界で活躍が期待されます。

独立系FPは、これまでの業績や知識と経験で仕事することが多く、まずは企業系FPで経験を積む人も多くいます。

ファイナンシャルプランナー(FP)の給料は?年収はどのくらい?

働き方によって給料に差があるため一概には言えませんが、金融業界などで働く『企業系FP』の場合はFPの資格を取得することで資格手当や歩合(インセンティブ)がつくこともあります。

例えば、保険業界で働く場合

基本給30万円でも、+インセンティブで月収100万円以上


といった働き方も可能。

頑張り次第で収入が上がる企業もある一方で、一般企業などではFP資格の取得で、資格手当を支給する場合も。

この場合は、勤め先によって資格の取得の優位性に差があるのが現状です。



また、独立系FPの場合は、仕事をした分だけ収入に反映するのでわかりやすさとやりがいもあります。


個人事務所などを立ち上げて集客し相談料を得たり、メディア活動や執筆で情報発信することで収入や顧客を得る方法もあります。


最近では、クラウドソーシングを活用した仕事の受注なども需要があるとの事。


人気FPになれば仕事次第で年収1,000万円を稼ぐ人もいます。

ファイナンシャルプランナー(FP)はどんな人に向いている?

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格は基本的に不要な人はいません。


人生に係るお金について勉強をするので、老若男女問わずどんな人にもあって損のない稀な資格です。


FP資格を仕事として活かすのであれば、金融業界や保険業界、建築・不動産、といった業種では必須の資格になります。

ファイナンシャルプランナー(FP)は独立できる?

先にも紹介しましたが、ファイナンシャルプランナー(FP)は『独立系FP』として活躍することができます。


しかし、顧客の獲得や講演・セミナーをして収入を得るためには、知識と経験が必要です。


顧客もお金の支払って依頼するので、自分が信用に足るFPであると思ってもらうことが第一です。


沢山の人のプランニングをして、どんなパターンでも相談を受けられるレベルにまでなってから『独立』を考えることをおすすめします。

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格試験について

ここからは、ファイナンシャルプランナー(FP)の資格についてお伝えします。

簡単にFP試験を説明すると

勉強を主体的に行うことが前提として、教材選びで自分に合う講座やスクールを選べることができれば、FP資格試験はクリアできます。


以下では、FP資格試験について詳しく見ていきましょう。

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格の種類

まず、ファイナンシャルプランナー(FP)資格の種類についてですが、民間資格と国家資格の5つ存在しています。

国家資格民間資格
FP1級CFP®
FP2級AFP
FP3級

民間資格であるAFPとCFPについては、日本FP協会が認定しています。



CFPは世界25か国が導入している『世界が認めるプロフェッショナルFP』でFPのトップ資格となります。

ファイナンシャルプランナー(FP)試験に係る費用は?

ファイナンシャルプランナー(FP)資格試験の受験料(非課税)は

学科と実技6,000円
学科のみ3,000円
実技のみ3,000円
学科と実技8,700円
学科のみ4,200円
実技のみ4,500円
実技のみ20,000円

FP1級は実技試験のみですか?

編集長

FP1級についてはちょっと受験資格がややこしいのです。

FP1級になるために『必ず学科試験を受けなければならない』わけではありません。


FP1級の実技試験の合格をもって資格取得となる仕組みです。


ここでは割愛しますが、いくつかある受験資格をクリアすればFP1級の実技試験を受けることができるようになります。

ファイナンシャルプランナー(FP)各試験の難易度は?

やっぱり気になるのは試験の難易度ですよね。

FP3級の合格率は約7割

FP2級の合格率は約4割

となっています。


ファイナンシャルプランナー(FP)試験は、決められた合格点以上を出せばだれでも合格することのできる絶対評価の資格試験。

FP2級の合格率が4割だからと言っても、自分に合った教材でしっかりと勉強すれば、必ずしも難易度の高い試験ではありません。

反対に、合格者数が決まっている『相対評価』試験もあります。

これは薬剤師や社労士などの難関資格に多く見られる評価方法です。

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ファイナンシャルプランナー(FP)資格は3級が飛ばせるの?

ファイナンシャルプランナー(FP)試験のいいところは、FP3級を取得しなくても、2級を受験する方法がある所です。

FP3級は基礎的な内容を学びますが、FP2級になれば、実践的で、就職や転職にも有利になるため、この方法は遠回りせずに上位の資格を目指したい人に向いています。


方法としては、日本FP協会が認定する講座を受講して、AFP研修まで修了できればOK。


大手の通信講座では、この認定講座を導入しているところも多くあります。

その分時間も短縮できますし、3級受験もしないため、受験手数料もかかりません。忙しい人にはうれしいですよね!!


どれだけ講座選びが重要なことがお分かりいただけたでしょうか。

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ファイナンシャルプランナー(FP)資格って正直必要?

ファイナンシャルプランナー(FP)の資格、必要です。


今後金融業界などで働きたい方には必須の資格ですし、FP資格は自分の生活にも知識を活かすことができます。


本来ならお金を払って相談するところを、自分でプランニングできたらとてもお得です。

保険の選び方や税金の内容、資産運用などの知識も身に付けることができるので、これから先の人生の選択肢を増やすことにもつながります。

もし、就職に必要ないなら、FP3級でも十分です。

講座によっては1,000円~動画講義を受けることができるので、独学で教材を購入するよりも費用を抑えることができます!!

ファイナンシャルプランナー(FP)のおすすめ勉強法は?

おすすめの勉強法はやっぱり『通信講座』です。


メリットとしては

  • 通学しなくても自宅で学べる
  • 挫折しにくい
  • 試験の傾向がつかみやすい
  • 動画講義で理解しやすい
  • 添削や質問などのサポートがある
  • 費用を下げる制度がある

などが挙げられます。

これらの理由から、通信講座やオンライン講座は、自分の勉強時間を作りづらい社会人、忙しい主婦、子育てママにも向いている勉強方法です。


一方でデメリットとしては

独学に比べて費用がかかる
通信講座でも孤独は感じる

などでしょうか。

特に費用については誰もが安く抑えたいところ。


講座のキャンペーンを利用したり、教育訓練給付対象講座を選ぶなど、で少しでも費用を抑えて学習することもできます。

ファイナンシャルプランナー(FP)と相性のいい資格

最後に、ファイナンシャルプランナー(FP)資格と相性のいい資格について紹介します。


ファイナンシャルプランナー(FP)資格はダブルライセンスにとても適した資格と言われています。

資格同士の相乗効果が期待できたり、他社との差別化も図りやすい為、これからFP資格を取得される方は、他の資格との組み合わせも考えてみるといいですね。



中でもおすすめな組み合わせとしては

  • 社会保険労務士
  • 税理士
  • 証券アナリスト
  • 簿記
  • 宅地建物取引士
  • 保険販売資格

など。

穴場としては、医療系の資格との組み合わせも魅力的です。

今後のライフプランを立てる上で、具体的な医療や介護の事についても情報発信ができそうですよね。

ファイナンシャルプランナー(FP)資格の簡単紹介まとめ

いかがだったでしょうか?


ファイナンシャルプランナー(FP)を簡単に説明すると、『お金のプロ』であり、様々な業界で資格を活かすことができる。さらに、生活にも役立つ万能資格。


ということが伝わったでしょうか。


先の見えない時代。お金の不安はつきものです。もしかしたら、これからFPの資格はもっと注目されそうですよね。


ファイナンシャルプランナー(FP)の知識を身に付けて、上手く資格を活かしていきましょう!!

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