インターネットの普及、コロナ禍での働き方の多様化により、『在宅ワーク』や『在宅勤務』という言葉が多く聞かれる時代になりました。主婦でもすきま時間を利用して自宅で稼げる時代です。
在宅で仕事をするためには、自分で何かを発信したり、仕事を受注する必要がありますが、『クラウドソーシング』という企業と個人の仕事の受発注を行うサービスを利用する方法も選択肢になります。
そんなクラウドソーシングサービスですが慈善事業ではないので、仕事を発注する企業側からすると、『スキルがあって信頼でき、よい仕事をしてくれる人』に仕事を依頼したいのが本音です。
全くの初心者が簡単に月に5万円、10万円と稼げることは少なく、初めは仕事を受注することも大変なのが現実です。収入に繋げるためには仕事を受ける私たちもある程度の知識やスキルを身につけ、仕事を円滑に進め、経験を積んで、稼ぐためのコツをつかんでいく必要があります。
最低限身につけておきたいスキルを知って、副業の準備をしていきましょう。
初心者がクラウドソーシングで稼ぐために最低限身につけておきたいこと
数あるクラウドソーシングサービスですが、ライティング案件が豊富なところや、内職の作業的な案件が充実しているところなど、それぞれの特色があります。
自分に向いている、もしくは自分の特技が活かせるサービスや案件を見つけられるとよいのですが、近年クラウドソーシングの注目度の高まりから、比較的簡単な案件はすぐに埋まってしまう状況です。
それならば、ワンランク上の知識や技術を身につけて、案件の選択肢を増やすことで収入につなげていきたいですよね。
ビジネスマナー
クラウドソーシングサービスは基本的に対面ではなく、インターネットを通じて仕事の受発注を行います。目の前の企業や相手と直接会話をしながら進めていくことができないため、意思疎通をしっかりしていく必要があります。
納期をきちんと確認し、期限内にきちんと納入することや案件内容の約束事を守るなどの、基本的なマナーを守ることはもちろんのこと、通常のビジネスマナーと同様に、相手に信頼感を与え、『この人に仕事をまかせよう』と思ってもらえることをゴールに、信頼関係の構築に努めます。
また、仕事を受注する際には、企業や相手側の求める仕事内容をしっかりくみ取る力も必要になります。
クラウドソーシングの案件の中にはコンペ形式など、作業をしても最終的に選ばれないと収入が得られないこともあります。仕事内容の確認には注意が必要ですし、相手の求めていることをうまく表現する力も求められます。
また、メールや電話、ラインを使ったやり取りの際には基本的な挨拶はもちろんですが、連絡をしてもよい時間などの確認をしておくこともマナーの一つです。さらに、こういったツールを使ってやり取りをする際には表情からの情報がないため、文面による誤解に注意が必要になります。しっかり読み直し、自分の伝えたいことがちゃんと伝わるかの確認もしておく必要があります。
実際の案件の出来も大切ですが、ビジネスマナーによっては今後も継続して仕事を任せてもらえる可能性も出てきます。それだけマナーは重要なスキルになります。
PCスキル
入力などの事務作業やブログ記事のライター作業などをする場合、スマホよりもPCを利用することが多くなります。基本的なPCの使い方やワードやエクセルの使い方は、ある程度知っておきましょう。
どのレベルまで必要かといえば、上を見ればきりがありません。日常生活でパソコンを利用してインターネット検索をしたり、ゆっくりでも文字入力ができる程度のスキルは身につけておきたいところです。
タイピングに自身のない方でも、毎日パソコンを使ったり、実際に記事を書いてみたりすることで、技術面の向上は期待できますので、あまり気負わずPCを使ってみることから初めて行きましょう。
ライティングスキル
クラウドソーシングでは、PCを使う案件も多く、中でも文章を書くライター業務は案件数も多いです。ライティングのスキルを身につけると、仕事の幅も広がるため、継続して収入を得ることも難しくなくなります。
ライティングスキルは、相手の心をつかむことができる文章を書ける力が求められます。すぐに身につけるのは難しいのですが、たくさん書いていくうちに少しずつ上達します。語彙力を上げることも大切ですが、かみ砕いて相手にわかりやすい言葉で説明することが求められる場面も多くあります。
またライティングスキルは、いろいろなサイトやブログなどからも勉強することができます。何気ないSNSのチェックで目を引いたり、最後まで読みたくなる文章ってありますよね。そういう目に留まった文章を読んでみると、学ぶポイントが多くあります。
文章の構成や記事を書く上での注意事項(著作権等)、タイトルや見出しのコツなど知れば知るほど奥が深いライティングですが、案件によっては細かく指示をくれたり、自分の経験を活かして書くことができるジャンルも見つかるかもしれません。
クラウドソーシングのための資格があるって知ってた?
ビジネスマナー、PCスキル、ライティングスキルと、クラウドソーシングサービスを利用して、副業を始めるために身につけたいスキルを紹介しましたが、いかがでしょうか。
何事もはじめはわからない事ばかりで、なかなか上手くやっていくことができないかもしれません。実は、これらの知識を身につけ、証明してくれる資格が存在することをご存じでしょうか。
クラウドソーシングを利用して仕事を受注する人の能力開発や、活躍の場を広げるために、クラウドソーシング関連事業者によって設立された日本クラウドソーシング検定協会。
この協会が認定を行う『WEBライティング実務士』という資格があり、クラウドソーシングを通じてWEBライティング業務を行う人のためにライティング技術やビジネスマナー等に関する検定試験を月1回実施しています。
資格検定のために基本的な知識や技術を学ぶことができますし、合格後には『WEBライティング技能士』を名乗ることができます。まだまだあまり知られていない資格ではありますが、提携しているクラウドソーシング事業者も優遇や特典を出していて、中には『WEBライティング実務士』の資格取得者の紹介をしているクラウドソーシングサービスもあります。案件の受注率を向上させるためにも資格は強い味方になります。
ヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』
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『WEBライティング技能検定講座』
(PCを特別価格で購入できるパックもあります)
PC一つで働いたり、収入を得ることができる時代になりました。今後、クラウドソーシングサービスがもっと普及していけば、資格を活かす場も増えてくることが期待できます。
これからクラウドソーシングを利用して副業を始めようと考えている人は、ぜひ3つのスキルを身につけて、副業の準備を始めていきましょう。