看護師

育休中の看護師『休み明けに退職したい!』を叶える3つの準備

看護師も育休明けは憂鬱になるの?

こまちゃん
編集長

人によって違うだろうけど、私はなりました。

仕事を辞めたいほど復帰したくなかったです。

育休中に、退職を考えてしまう人は意外と多く、看護師も例外ではありません。

この記事では、産休・育休中の看護師の『退職したい』という悩みについて、退職するなら準備しておきたいことなどを紹介しています。

子育てが始まると、これまでの働き方や生活が一変し、現在の職場で働きづらさを感じる人も増えてきます。

自分や家族の未来のために退職を検討することは悪いことではありません。

育休中の不安が少しでも解消できると嬉しいです。ぜひ参考にしてみてください。

復職に抵抗がある人は…

退職と同時に転職について本気で考えてみませんか?

看護のお仕事」では、6か月や1年以上先の転職でも仕事探しをすることができます。

転職エージェントを利用するメリットは

病院に直接聞きにくい、働く時間やお給料の話もしやすいこと。

看護師転職のプロを味方につけることで、よい案件の見つけ方を知ったり、あなたの希望も伝えやすくなります!

\登録無料で求人チェック!/

「看護のお仕事」はこちら

都内で求人を探すならこちらがおすすめ≫

『育休は取ったけど、正直退職したい』って思っていませんか?

育休中の病棟5年目看護師です。

2か月後には職場復帰予定ですが、正直退職したい。

復帰後に退職はやっぱりダメでしょうか。

産休・育休と休みを取っている間、仲間たちは過酷な医療現場で働いている。

残業や夜勤で精神をすり減らして頑張っている。

私だけこのままフェードアウトしてもいいのかな。

そんなことを考えて、復帰が億劫になったりもしますよね。

私自身も経験がありますが、このまま子供と一緒に過ごしたい気持ちになって、『このまま仕事辞めたいなー』って思うことがあると思います。


心配しないでください。その思いは変でもなんでもないですし、子どもと一緒にいたいと思えるくらい子供のことを大切に思っている証拠です。

でも、お金をもらいながらお休みしていることも事実なので、辞めるにしても、辞めないにしても、やっぱり最低限マナーと準備はしておくことが大切です。




看護師が育休明けに退職したくなる理由

育休中の看護師が退職したくなる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

育休中の看護師が退職したいと考える理由

  • 残業の多い部署に復帰するので、時短でも帰れるか心配。
  • リーダー業務など、精神的に負担。
  • 夜間対応の保育所があるので夜勤から逃れられない。
  • 時短やパートは給料も減るので、復帰する意味を考える。
  • 復帰する部署が嫌
  • やっぱりもう少し子供と一緒にいたい

育休中、もしくは育休を取得した看護師に聞いてみると、こんな回答が多くありました。

育休中の看護師はたくさん悩んでいる。

こまちゃん
編集長

働くママのための『院内保育』が逆に負担になる人もいるようですね。

退職したいと思う人によっても、様々な理由があります。

部署変更や勤務時間帯を相談するなど、環境を少し変えることで改善できることもあります。

すぐに退職を考えず、どうすれば働き続けられるのかを考えてみるのも一つの方法。

例えば、部署が変わる場合も、残業が減ることを考えて病院側が良かれと思って決めたことかもしれませんね。

少しでも改善できそうな場合は、復帰前に病院側に相談してみましょう。


せっかく慣れた職場なのですから、上手く両立できる方法を見つけられる方が良い場合もあるのです。

そもそも育休明けの退職は許されるの?

そもそも、育休中の人が復帰前や復帰直後に退職するのはOKなの?

こまちゃん

産休・育休中は、それまでの給料から算出した手当てをもらいながら休暇を取得することになります。

この制度は、復帰後も継続して働くことが前提

やはり、育休明け前や復帰後すぐに退職することに対して抵抗がある人が多いのも事実。

でも、いざ復帰してみると

  • 残業ばかりで子供との時間が取れなくなった。
  • 家族の負担が増えて関係が悪くなっている。
  • 精神的な負担が増え、続けられそうにない。

こんなことも十分に考えられます。

どうしても辞めざるを得ない場合もあるため、育休制度に強制力があるわけではありません

とはいえ、病院側も復帰前提で準備していますので、かなり濃いグレーゾーン。

復帰後の退職を考えている場合も半年程度は勤務して、本当に退職すべきかを考えてから答えを出す方法が一番円満に解決する流れでしょう。

編集長

私も2人目の育休明け後に1年ほど働いて一旦退職しました。

生活背景や、職場環境、子育てのこと。

考えることもやることも多いママってほんと大変。

もちろん継続して働いた方がいいのはわかっていても、無理しすぎるのは子供にも悪影響。

全部抱え込まずに少し肩の力を抜いて退職も選択肢にいれていて良いと個人的には思います。

育休明けに退職するために準備しておきたいこと

退職の意思が固いなら、復帰までにいろいろ準備しておくことも大切です。

今後の生活や再就職についても、ぼんやりではなく、はっきりとしたビジョンを持っておくことで、退職後も慌てることがなくなります。

看護師をしている人は、元来勉強好きか、努力することに抵抗あまりないタイプの人が多いです。

時間のある育休期間を利用して退職後の準備をしておきましょう。

準備1:お金は大丈夫?看護師こそお金の勉強をしておく必要アリ

看護師の退職前に気にしてほしいのはお金のこと。

看護師として働いていると、一般的な女性の労働賃金よりも収入が高いことが多く、生活水準が少し高くなっていることもあります。

  • 家計簿はつけていますか?
  • 一月の支出は把握していますか?
  • 食費はどうでしょうか?

食費は『人数×1万円』が指標にされていることが多い。

こまちゃん
編集長

残業や夜勤の時には外食や中食が増えることも多いですね


3人家族なら3万円ですが収まっていますか?

私は2交代勤務が多かったのですが、夜勤を月に8回くらいが平均で、その都度夜食を買ったり、夜勤明けは外食することも多くありました。

当然、月3万円では回すことができませんでした。

さらに、日ごろのお付き合いや服飾費、子供の習い事などにもお金がかかっていましたし、周りからは『看護師だとお給料もいいでしょう』と言われることも多くありました。

しかし、退職してしまうと収入は減ってしまうため、生活水準を見直さなければなりません。

  • 資産はどれだけあるか
  • 保険はいくら必要か
  • 固定費はどうやって下げるか
  • 使途不明金はないか

自分の家庭にあった家計管理や支出の削減を考える必要が出てきます。

編集長

もっと細かい『お金の知識』を身につける必要があるということ。

金融リテラシーは、最近よく耳にします。

高校の家庭科でも授業がはじまるなど、お金ときちんと向き合い、自分の資産を自分で築くために、身につけておきたい教養の一つです。

代表的な資格としては、『ファイナンシャルプランナー』があります。

自分の家計を自分で診断することができるだけでなく、投資などの資産運用の知識も身に付きます。

これから退職を考えてるのであれば、時間のあるうちにファイナンシャルプランナーの資格を取得するのもおすすめです。

準備2:副業や在宅で稼ぐ力をつける

編集長

私は現在、看護師もしつつWebスキルを生かしてダブルワークをしています。

看護師は給料水準がよかったり、交代勤務や残業などで副業を考えることが少ないかもしれません。

でも、これから退職することを考えると、新たに収入の柱を増やす必要がありますよね。

子育てをしながらできる働き方の中で、Webスキルを生かした副業や在宅ワークは看護師におすすめです。

その理由は、

  • 電子カルテの経験でタイピングスキルがある
  • コミュニケーション能力が高い

人が多いからです。

編集長

実はこのスキル、Web系の仕事にとても重要なスキルなんです。


ここでポイントなのが、お小遣い稼ぎではなく、きちんと仕事として一定の収入が得られるかどうかで働き方を考えることです。

  • Webデザイナー
  • Webライター
  • 動画クリエイター

などは初心者からでも体型的に学べば在宅で仕事が可能です。

主婦や子育てママ、女性向けの学習スクールなどもあるので、一度体験してみてはどうでしょうか。

編集長

復帰前の憂鬱な期間ですが、ぜひ自分の可能性を広げるための前向きな行動をしてみてください。

こちらもCHECK

主婦・子育てママが選ぶWebデザインスクール5選|副業・在宅で稼ぐ力を身につけよう!

続きを見る

準備3:転職先を考える

今の職場を退職して、もっと働きやすい職場への転職を考えている人もいると思います。

その時は、育休のうちから転職エージェントなどで転職先を探しておくことも準備の一つです。

今はまだぼんやりとしかイメージしていなくても、復帰が近づくと退職の気持ちが強くなることもあります。

でも、復帰した後は仕事と家事・育児の両立で忙しくて次の就職先を探す時間は限られてしまいますよ。

復帰のタイミングはそれぞれですが、保育園の入所状況によっては、翌春が復帰のタイミングという人も少なくありません。

この時期は就職・転職のシーズンで、実際に育休中に転職先を探している人も多く、良い求人から埋まってしまいがち。

いかに行動を早くするかがポイントです。


復職に抵抗がある人は…

転職について本気で考えてみませんか?

看護のお仕事」では、6か月や1年以上先の転職でも仕事探しをすることができます。

転職エージェントを利用するメリットは

病院に直接聞きにくい、働く時間やお給料の話もしやすいこと。

看護師転職のプロを味方につけることで、よい案件の見つけ方を知ったり、あなたの希望も伝えやすくなります!

\登録無料で求人チェック!/

「看護のお仕事」はこちら

編集長

転職エージェントは何度も電話がかかって嫌という人もいますが、希望に沿う求人を探したいなら登録しておくべきです。

不要になった時はきちんと伝えればOK。

こまちゃん


退職するなら職場やスタッフへの感謝とマナーが大切

育休中または復帰後に退職をするのであれば、最低限のマナーは守りつつ、角が立たないように配慮しておきましょう。

あなたが育休中にも仕事を頑張っていた職場の仲間たちです。

場合によっては委員会の仕事や、研究なども負担してくれた人がいるかもしれません。

退職する際は、きちんと退職理由を伝え、感謝の気持ちも伝えましょう。

編集長

間違っても、何も言わずにフェードアウトはしないようにしましょう。

看護師の世界は横のつながりも広いです。
次の就職先で知り合いに会うこともよくあります。どのような選択をする場合も、きちんとマナーを守って行動しましょう。


退職の意思が固まったら準備を始めよう

育休中は、復帰に向けて不安も強くなります。

このまま復帰したら、今のような子供と一緒に過ごす時間が無くなってしまうかもしれない。

忙しい職場に戻ってもやっていける自信がない。


そうやってモヤモヤした気持ちの中で限られた育休期間を過ごしても楽しくありません

せっかくの育休がもったいないです。

  • 退職したい
  • 家族の時間を大切にしたい

と感じたら、転職もキャリアチェンジも考えてみましょう。

これまで積み上げたスキルはまたいつか生かすことができます。

そして、看護師という仕事をしているあなたは学習意欲も高く、コミュニケーションスキルも十分です。

大切な育休期間を未来を考えて行動できる有意義な時間にしてくださいね!

復職に抵抗がある人は…

退職と同時に転職について本気で考えてみませんか?

看護のお仕事」では、6か月や1年以上先の転職でも仕事探しをすることができます。

転職エージェントを利用するメリットは

病院に直接聞きにくい、働く時間やお給料の話もしやすいこと。

看護師転職のプロを味方につけることで、よい案件の見つけ方を知ったり、あなたの希望も伝えやすくなります!

\登録無料で求人チェック!/

「看護のお仕事」はこちら

-看護師