この記事では、ゼロイチWEBデザイン(日本デザインスクール)の口コミ評判やスクールの内容を詳しく紹介しています。
ゼロイチWEBデザインは、入門編・中級編など段階を追って成長を目指すカリキュラム構成で、入門編では未経験から45日でバナーやLP(ランディングページ)などの制作を目指します。
- バナーやLP制作のレベルを上げたい
- 一緒に頑張れる仲間と勉強したい
- Webデザインを楽しみたい
こんな人は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
人気のスクールまとめ
Webデザインスクールの人気校TOP3
- No.1:デジタルハリウッドSTUDIObyLIG…Web制作会社×デジハリの最強タッグ。即戦力スキルを学べる。
- No.2:CodeCamp…マンツーマンレッスンを低価格で受講できる。企業研修でも人気のスクール。
- No.3:TechAcademy…副業やフリーランスまで細かいコース設定あり。メンター制度で安心感あり。
ゼロイチWEBデザインってどんなところ?
ゼロイチWEBデザインではWebデザイン初心者からPhotoshopなどのツールの使い方を学んでバナーやLP(ランディングページ)作成スキルの習得を目指します。
オンライン受講することができ、少人数クラス制なので、受講生同士がモチベーション維持にもつながります。
Webデザインスクールには珍しく、初級編・中級編といったレベル分けをしていて、それぞれに受講料がかかるシステムを導入。
モチベーション維持が不得意な人や、誰かと一緒に学びたいという人には向いている学習スタイルですが、受講費用の面ではよく話題になっているようです。
また。YouTubeでもデザインツールの使い方やWebデザイナーのリアルな仕事などが公開されていて、2.5万人のフォローのある人気チャンネルです。
好きなことを仕事にするためにどうやって成長していくか、広告塔の久保さんがズバッと明るく解説する動画も面白いです。
ゼロイチWEBデザインの運営企業は?
ゼロイチWEBデザインの運営元は、(株)日本デザイン。
ECサイト作成やLP作成を事業内容としたデザイン会社で、公式サイトでは実績も多く掲載されています。
WEBデザインを専門にしている制作会社が直接運営しているスクールというのは、現場で活かせるスキルを習得するにはベストな環境でもあります。
デザイン会社が運営するスクールなので 、講師も企業所属の現役デザイナー陣。
デザインは流行もあり、ツールなども日々新しくなります。
実務経験・教育経験ともに豊富なプロフェッショナルから学べるのは一つのポイントではないでしょうか。
ゼロイチWEBデザインの料金は高いの?
ゼロイチWEBデザインの受講費用が段階的に引き上げられていると話題で、「ぼったくり疑惑」があるようですが、このあたりはどうなのでしょうか。
このスクールでは
- 入門編
- 中級編
と段階を追ってステップアップしていくため、それぞれに受講料がかかります。
もちろん、自分の求めているスキルまで習得できれば初級編のみで卒業してもOKです。
それぞれの受講料について紹介していきます。
入門編の料金
入門編の費用は
一般受講 (税込) | 68,297×12か月 |
モニター受講 (税込) | 60,289×12か月 |
期間 | 45日 |
習得スキル | Photoshop,バナー作成,配色・レイアウト,HTML/CSSの基礎知識 |
モニター条件 | 感想文と作品をSNS(Instagram、Facebook)投稿 / 作品の紹介/お顔出しOK |
個別レッスン | オプションで可 |
45日でバナー作成を習得するという内容で、受講料は約73万円(モニター受講の場合)。
同じようにバナー制作ができるカリキュラムのスクールと比較してみると高額のような気もします…。
Photoshopの使い方であれば書店にあるガイドブックやUdemyなどの動画レッスンでも数千円~数万円である程度の知識を習得することができます。
デザインは繰り返し制作し、トライ&エラーで身に付けていくもの。
もしこの金額が高いと感じるようなら、他の初心者向け動画などを参考に自分で挑戦してみて、向き不向きを見極めてみましょう。
このサイトでもたくさんのスクールを紹介しているので参考にしてみて下さい。
中級編の料金
中級編は入門編からのステップアップ講座となるため、入門編を受講した人しか受講することができません。
一般受講 クレジット (税込) | 1,026,168円~ |
一般受講 銀行振込 (税込) | 986,700円~ |
モニター受講:クレジット (税込) | 946,088円~ |
モニター受講:銀行振込 | 909,700円~ |
キャンペーンあり | 入門編からの継続の際に割引 (条件あり) |
下記は一括で支払った際の最安値を掲載しています。
入門編+中級編の受講で約170万円…。
一般的な感覚でいえば、すぐに受講を決めるには勇気のいる金額ではないでしょうか。
とはいえ、公式サイトでも紹介されている受講生の作品は、レベルが高いと感じます。
その他にも、Facebookやインスタグラム、ピンタレストでも受講生の作品を紹介しているので、一度見てみるのもおすすめ。
実際には独学でいきなり高品質のLPを作成するのは難しいです。
クラウドソーシングでも、LPやバナーはコンペ形式であることが多いので、自分の作品が選ばれえるためには品質は大切です。
公開されている作品は講師の添削・修正の入った完成品ではありますが、未経験から数か月でこれだけスキルアップできるなら、受講検討したくなるかもしれません。
料金が高い理由とは
ゼロイチWEBデザインの受講料は他のスクールと比べるとかなり高い価格帯ですが、その理由としては、広告宣伝費が一番に考えられます。
YouTubeでの情報発信を多くしているゼロイチWEBデザインでは、広告出稿や動画内での対談に有名人を起用するなど、知名度を上げるための費用が多く投入されている印象を受けます。
Webデザインスクールは近年増加傾向にあるため、スクールの知名度を上げたり、差別化を図るためにも広告宣伝に費用投下は必要ですが、その分受講料にしわ寄せがきていないことを祈ります。
ゼロイチWEBデザインで学べる事
ではゼロイチWEBデザインでは具体的にどんなスキルの習得ができるのでしょうか。
入門編・中級編に分けて調査してみました。
入門編
入門編で学ぶのはWebデザインの基礎部分となります。
デザインに必要なPhotoshopの使い方から、配色、配置などを学んでバナー作成スキルを習得。
初めてデザインツールを使う人にとっては、一つ一つの機能を理解するだけでも時間がかかる所ですし、ここで難しさを感じて「自分には向いていない」と挫折してしまう人もいます。
不安が多いときは直接指導を受けたり、一緒に学ぶ人がいるとモチベーションも維持できますね。
ちなみに、入門編で習得するバナー作成はココナラなどで1,000円~5,000円といった価格帯が一般的。
低価格ではありますが、実績作りの一歩として取り組む人が多いのが特徴。
何度も繰り返し制作したり、既存のデザインをトレースするなどの練習を続けることで、比較的短時間で制作することが可能になるスキルです。
また、初級編でもHTML/CSSといったコーディングの基礎知識を学びます。
これは、制作したデザインを基に色や位置、形などの細かな指示を出してWeb上で表示させるスキルです。
初めは苦手意識を持ちやすいコーディングスキルですが、Webデザイナーには重要なスキルであることも事実。
少しずつでもいいので、コードが読めるように学習することをおすすめします。
中級編
中級編は、初級編を受講した人のみがステップアップして学習することのできる講座となっているようです。
内容的には広告の要となるLP(ランディングページ)の作成。
ゼロイチWEBデザインの公式HPでは、中級編でどのようなことを学ぶかが紹介されています。
LP作成については以下。
公式HPで特に気になったのが、LP作成でどのくらいの収入が得られるようになるかの参考価格です。
最近ではココナラでも高品質のLP作成が多く出品されていて
- 50,000~150,000円
といった価格帯が一般的です。
個人で営業をかけて受注する場合も、よほどの実績とクオリティーがないとここまでの料金を提示することはほとんどないと言ってもいいかもしれません。
中級編2か月で学ぶ内容は
- LP制作に伴うデザイン力が身に付く(丸々1ページを自分の力で作ることができる)
- レイアウトの設計の仕方・レイアウト表の作り方が分かる
- お客さんを導くディレクションのやり方、話し方などをが身に付く
- セールス力のあるページの作り方が分かる
デザイン・レイアウト・営業力といったところでしょうか。
もちろん今後自分で仕事を受注していくためには、どれも必要なスキルです。
HTML/CSSなどのコーディングは必要ないの?
最近では、LPにはSEO(Googleで上位表示させるための施策)はほとんど関係ない為、コーディングの必要はないといった考え方もあります。
それでもGoogleのページ認識は「文字」です。
1ページが全てPhotoshopで作った画像の貼り付けだった場合、そのページはまっさらな状態になってしまうため、低品質なページと認識されても仕方がありません。
低品質なページの存在は、サイト全体の評価を下げる可能性もあるため、注意が必要です。
企業就職などで分業してコーディングを担当しているコーダーが存在するなら話は変わりますが、多くの場合Webデザイナーが兼任する作業でもあります。
今後活躍するデザイナーを目指すなら、HTML/CSSといったコーディングスキルは必須です。
ゼロイチWEBデザインでもコーディングについての学習は組み込まれてはいるようですが、あまり踏み込んだ内容ではないようです。
このスクールで十分習得できないのならば、独学もしくは別のスクールなどで習得しておくことをおすすめします。
講師:久保なつ美さんってどんな人?
ゼロイチWEBデザインの顔である久保なつ美さん。
現在はWebデザイナー兼スクールの校長と言う肩書ですが、実際にはどのような実績を積まれている方か具体的な実績や作品例は紹介されていません。
スクール運営も忙しそうなので、現役でデザインをしているかどうかは不明です。
YouTubeでは久保さんが宣伝する広告でよく見かけますが、すごくコミュニケーション能力の高い人だなと感じます。
動画内でもよくしゃべるしよく笑う…。人柄に惚れて受講を決める人も多いかもしれません。
久保チャンネル。
個人的には好きです。
今回この記事を作成するにあたり、アップされている動画をほぼすべて視聴。
ゼロイチWEBデザインに入らなくても、独学で参考になるコンテンツもいくつかあるかなと感じました。
ゼロイチWEBデザインの口コミ評判
これからデザインスクールを検討していたり、ゼロイチWEBデザインの口コミや評判が気になっている人もいるかと思います。
SNS、知恵袋、グーグルマップ、クラウドソーシングなどを使って調べましたが、似たような口コミが多い印象を受けました。
以下ではそれらを紹介します。
webデザインの入門編を受講しました。 講師は現役デザイナーなので、しっかりじっくり添削をしていただいたり、質問にも、体験を通してのやり方などを教えて下さいます。
数人のチームに分かれていますが、交流していくと、こちらも楽しく前向きに取り組む事が出来ました。
最終的にはホームページを制作し、ここまで出来た事に感激でした!興味があって習ってみたい方にはおすすめです。
即実践というようなOJT感覚での講義
WEBデザインの入門編を受講しました。 単純にWEBデザイナーとなるための技能を全て身につけるわけでなく即実践というようなOJT感覚での講義でした。ただ、講師からしっかり添削アドバイスをいただけることと、チーム制でコミュニケーションによりモチベーションかなり上がります。
受講料は高額なのですが、日本デザインのマーケティング絡みなどで、受講中からいろんなコミュニティに参加できるのでそうなのかなと。フリーランスや副業で考えている人には人脈作りも含めると良い環境だと思います。
はっきり言って値段ほどの価値はないです。
私が受講したのは2年ちょっと前でしたが、こちらで学べるのはあくまでバナー、広告系LPのデザインまでで、その他はHTMLのテンプレートを少しいじるくらいでした。他の教材の方が学べることが多いです。
また、中級編で学べるのがLPデザインで、コーポレートサイトのデザインなどは学べないため、いわゆる王道のWEBデザイナーになりたい方向けのスクールではないかと思います。
LPデザインで稼げると謳っていますが、稼ぐところは全て自分次第で、方法は教えてもらえないです。卒業生向けのクラブでも仕事をたまに紹介していましたが、中級編を紹介しているLPに記載されている価格の1/3, 1/4程度の価格の報酬でした。
どで、受講中からいろんなコミュニティに参加できるのでそうなのかなと。フリーランスや副業で考えている人には人脈作りも含めると良い環境だと思います。
久保氏や会社の制作実績としての評判が聞こえてこない
初期はいらっしゃらなかった他の講師の先生方が参加されたのはとても良いことだと思いますが、初期にくらべ、とんでもないくらい費用が上がっているのは、内容がブラッシュアップしていくからではなく、あれだけ広告費に投資しなければならない理由があり、それを回収しなければならないからだと思います。
WEBデザイナーで食べていくことを目指すのならば、当然ですが簡単なことではありません。 自身のブログを作ったり、アルバイト的に単発仕事を行ったりであれば、内容の割に高額ですが、こちらでも良いと思います。
こちらの会社が企画したセミナーは、参加すると次のステップ、さらに次のステップと、次の高額なセミナーへ移行させようとするので、離れるのが大変でした。
ゼロイチWEBデザインの口コミで気になったのは以下の3点。
- いい口コミが多すぎる
- 同じ人が複数投稿している例あり
- 卒業生の進路や実績の投稿は少ない
モニター受講を選択した人は、SNSなどで受講の感想を投稿することが条件になっているのですが、実名を出して悪い口コミは書きづらいものです。
ゼロイチWEBデザインが向いている人は?
これからWebデザイナーを目指すなら、自分が今後どういった働き方がしたいかをできる限り具体的にイメージしてスクールを選びましょう。
ゼロイチWEBデザインでは
- バナー作成
- LP作成
- ホームページ作成
- コーディング基礎
といったスキルの習得を目指します。
今後企業でデザイン専門の仕事をしたいとか、副業としてクラウドソーシングを利用してバナーやLP(ランディングページ)作成で月数万円の収入を得たい場合は十分な内容を学ぶことができるでしょう。
モチベーションの維持が不安な人はグループレッスンも向いていると言えます。
ただし、就職支援はしていないため、自分で就職活動をしていく必要があります。
また、これからフリーランスを目指したり、自分で一からサイト作成ができるデザイナーになりたい人は、スクール卒業後も学び続ける自走力と、壁に直面した時の問題解決能力を養う必要があります。
ゼロイチWEBデザインで学べばWebデザイナーになれる?
Webデザインを学ぶ人が増えている昨今、バナーやLPが作れただけではWebデザイナーとしては活躍は難しいでしょう。
大事なことは、そのスキルをどうやって活かしていくかです。
デザインツールを使ってバナー作りができるようになる
入門編のメイン内容として、コーディングに頼らないデザインを学ぶため、デザイン力は十分身に付けることができるようになりそうです。
ゼロイチWEBデザインでは、ココナラを利用して実績作りのサポートもしているため、今後在宅でデザインの仕事をしたい人、副業で月数万円の副収入を目標にしているなどには文字通り実績0を1にするチャンスです。
でも、そこからもっと上のレベルを目指すのであれば中級編へのステップアップか、コーディングを独学や別のスクールを利用して学ぶ必要があります。
私なら、まずは他のスクールと比較検討します。
日本デザインスクール(ゼロイチWEBデザイン)は受講料が高い為、お試しで受講するにはハードルの高いスクールです。
まずは一度カウンセリングを受けて自分に合うスクールかどうかを見極めたいですね。
ちなみに、当スクールで人気のWebデザインスクールは
など、どれもオンライン・または通学で対面レッスンが受けられるスクールです。
このサイトでは、その他にもWebデザインが学べる一般スクールから専門学校などまで紹介しています。
ぜひスクール選びの参考にしてみて下さい。
Webデザインはプログラミングと同様に、無理して背伸びをしたスクールを選ぶと、挫折率が高くなるので要注意です。
また、このサイトではWebデザインが学べるスクールの詳細をたくさん公開しているので、比較検討する際には参考にしてみて下さい。
就職は目指す企業による
ゼロイチWEBデザインでは、運営企業への就職を果たす学生もいます。スクールで学んだことや考え方をそのまま生かせるところがメリットです。
就職・転職サポートは行っていないため、卒業後は自分で道を切り開いていくことも求められます。
特にWebデザイナーは
- 営業力
- 企画
- コーディング
- ライティング力
など、デザイン以外でも多くのスキルが求められます。
スクールで学び足りない部分は、独学するなど自分で習得しておくことをおすすめします。
フリーランスを目指すなら身に付けておきたいこととは
クラウドソーシングなどを利用して案件受注するなら、クライアントの悩みを解決したり、求められるデザインをいかに表現するかが大切です。
コンペにもどんどん参加して、制作実績を積み上げたり、自分のポートフォリオを充実させていくことにも注力しましょう。
フリーランスでは自分で営業をかけていく人も少なくありません。
知り合いや身近な人、自分の利用している店舗などに声をかけたり、実際に作成したものを持ち込んで営業するなど、積み上げていく努力が求められます。
どんなスクールで学んでも忘れてはいけない事
○○スクールで学べばWebデザイナーになれる。
実際にはそんなスクールはありません。
スクールでも独学でも、あくまで自分の努力次第であって、Webデザイナーになるためにどれだけ努力して、これからも努力できるかだと思います。
もちろんどんな仕事でも同じことです。スクールはあくまでも基礎を最短で身に付けるための場所でしかないことは理解しておきましょう。
だからこそ、基礎を確実に身に付けるためにスクール選びは「自分に合ったスクール」を選ぶ事を大切にしてくださいね。
講師は現役デザイナー。